夜空の向こうにキミの顔

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Vamp Bamboo Burn の意味が分かった

 

9月だね。

 

24時間テレビも無事に終わり、次クールのドラマに流星くんが出演することが発表され、私にとって濃くて熱い夏*1が過ぎ去って秋へと流れていく感じがします。「秋の空」が聴きたくなるね。

 

 

そんな季節の狭間に、神山智洋くんが出演する舞台「Vamp Bamboo Burn~ヴァン!バン!バーン!」の9月9日公演を観劇してきました。

きっかけはもちろん普段から応援している神山くんが出るからという理由だったけれど、”生田斗真くん主演・クドカンさん作の劇団☆新感線の舞台”は、ジャニーズ以外には知識スッカラカンな私でさえも魅力的に感じるものだったのでとても楽しみにしてました。

 

NEWSのシゲ*2が数年前にヴァンパイアに関するソロ曲を制作してからというものの、小瀧くんのMORSEなど何かとヴァンパイアものにご縁があるので予備知識バッチリの状態で向かいました(盛ってる)。

 

 

 

 

それじゃあ以下ネタバレだよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感想を一言でいうと、クドカンワールド全開!といった印象で、演者のいじりとかパロディが盛りだくさんの笑いの絶えない面白い舞台だった!

 

私が入った回は小さなハプニングが多かったようで、冒頭で黒子さんが切られた竹を元に戻すのが間に合ってなかったときは地味にめっちゃ笑った(ごめんなさい)。

 

 

 

新感線の役者さんたちのダンスがみんな上手くて割と見とれてました。コンパ()のシーンも舞台中央のダンスを見ていたらいつの間にか神山くんが舞台上にいて、しかもどうやら端で一緒に踊っていたらしく、それを見逃したことだけは今なお残念に思っているところです。それだけのためにもう一回観に行きたいくらい。

 

神山くんは斗真くん演じる藤志櫻の部下なのに、藤志櫻が千年恋い焦がれる相手・かぐや姫の婚約者に選ばれてしまう蛍太郎という役を演じてましたが、正直「なんだこのおいしい役は!!!!」と思ってました(笑)

三角関係の一角を担い、出番はさほど多くはないものの藤志櫻とかぐや姫の心情に大きく関わっていてかなり印象に残る役だったなあと感じてます。そんな役を神山くんはしっかり演じていたから蛍太郎のさわやかさ・ウザさが伝わってきたよ。好き。

神山くん自身は蛍太郎のことを「痛い人」と言っていたけど、私としてはそのウザかわいさが愛すべきキャラクターであるように思いました。

 

ていうか二度目の死に方よww 偽占いとおっぱいに騙されてかぐや姫じゃないエイリアンとBurnする蛍太郎くん…そうだよね栄子でかいから勘違いしちゃうよね……

蛍太郎くんとおっぱいのある徳永くんがBurnした後に出来た謎の生命体が街を襲って自衛隊出動の大騒ぎになっていた様子はただのシン・ゴジラだった。観劇の3日ほど前に映画を観たばっかりだったから違う意味で興奮しました(笑)

 

 

 

 

そして初めての生斗真くんがかっこいいいいいいいいいいいいいんだわこれが。

平安貴族として輝かしい道を歩んでいたのにも関わらずかぐや姫への叶わぬ想いからヴァンパイアになって(なってしまって?)千年生きている藤志櫻の、明朗な部分と切ない部分がどちらも上手く表現されているなという印象でした。

 

笑いの要素が多い場面での斗真くんがたまに花君の中津っぽく見えるときがあって懐かしさに襲われていたら、バンドやアクションのシーンでのかっこよすぎる斗真くんに打ちのめされ…の繰り返しでした正直。

現代の藤志櫻はビジュアル系で長い銀髪なんだけど、それが風になびくときがはちゃめちゃにかっこよくて!!あの斗真くんになら抱き捨てられても構わないって本気で思った。

 

 

 

 

 

加えて外部の舞台ということで他の役者さんの演技もすごく印象に残りました。

まず中村倫也さん。かぐや姫の生まれ変わりが男として現代に生きている…という話の流れに初めこそ頭がついていけなかったものの、中村さんの迫真の演技・アクション、そして何よりも女装のかわいさで最終的に大いに納得できた。物語の中盤でリケジョ集団の「チーム保保方」というほぼアウトなパロディが出てくるんですが、そのときに小◯方さんと同じようにハーフアップに割烹着という服装をした中村さんがかわいすぎた!!!のよ!!!!

 腐っても手越担なので女装の似合う人はもれなく好きです。

 

 

 

あとは栄子姐さん!!セカムズの役が好きだったから今回も期待していたら、その期待値をグーーンと超えてきた感覚。籐志櫻や他キャストとの掛け合いがとても面白かったです。

そしてかぐや姫はコンパ()で蛍太郎のことを選んでいたから婚約も軽い気持ちなのかな…?と思っていたら、蛍太郎を殺した籐志櫻のことを千年恨み続けるほど強く想っていたのがすごく意外でした。嬉しかった(おたく目線)。

現代の栄子姐さんはアリサというかぐや姫そっくりの看護師役を演じているわけですが、最後の最後に中村さん演じる京次郎からアリサにかぐや姫の魂が乗り移り、籐志櫻と対峙する様子は切ないとしか言いようがなかった。。愛と憎悪は紙一重なんだなと痛感しました。

 

 

他にも「この人見たことある!」という人がそれぞれいい味を出していて本当に新感線すごい(語彙力)。

好きなキャラクターばかりでした。師長さんとか。

 

 

カテコでは、神山くんが神山くんとして栄子姐さんと肩を組んだり、斗真くんと顔を近づけたりしながら歌っていたので見ていて感無量でした。東京公演も折り返した後だったしかなり皆さんとも打ち解けているんだろうな~というのが伝わってきてすごく嬉しかった!!

 

最近は共演者の皆さんのTwitterも覗かせてもらっているんですが神山くんが飲みに行ってたり、サーティワンの差し入れしたりしているのを知ってニヤニヤしています。神山くん自身の連載でも毎回VBBに関する楽しそうな記事を載せてくれるのでそれを読んでまたニヤニヤしています。気持ち悪いね。

 

 

 

 

今回の舞台も本当に本当に本当にあと何回か観に行きたい面白さだったのですが*3、金欠の極みなので控えます。。どうやらカメラが入っていたようなので映像化求ム。

 

 

そして神山くんはじめ、舞台に関わる皆さんが無事に完走できますように!

 いろんなことを吸収した神山くんがジャニーズWESTで活躍する様子が見られる日を楽しみにしています。

 

 

 

 

*1:とはいえこの夏、現場は1つしかなかった…テレビの力ってすごい

*2:歯は多くない

*3:というより神山くんのダンスがかなりの心残りなのですが