夜空の向こうにキミの顔

NEWS(♡)とジャニーズWEST(☆)とその他もろもろ

MORSE観劇してきた

 
結局今は掛け持ちみたいな状況になっている。
あんなに担降りの可能性にもがいてたけれど、NEWSとジャニーズWESTにはどちらにもそれぞれの魅力があるんだよ!と割り切りながら生活している。あれだけ騒いでこのザマであるワッハッハ。
しかし出費がすごいぞォ…
 
 
そんな中、ジャニーズWESTの愛すべき最年少小瀧望くんの初主演舞台「MORSE−モールス−」を観に行ってきました。今回はその感想についてつらつらと述べようかと。
言わずもがなですがネタバレです。
なんなら「言わずもがな」がネタバレです。
 
 
 
 
 
私が観劇したのは11/18の14:00〜の公演です。昼公演(カタカナに異常に弱いのだけどマチネって言うんでしたっけ、、)に遅刻しそうになる私。ぼっちだと途端に気が緩むんだよね〜間に合ってよかった!
 
 
今回はモールスの原作本を読んでから臨みました。情報が解禁されたとき、グローブ座での観劇経験はあるけど原作があるのは初めてじゃないかな〜〜なんて思いつつ、丁度大学で「好きな本を読みましょう」という小学生みたいな課題を出されていたので、モールスを選んでみたという流れ。私はいつだって思い付きで生きてる。
これが上下巻あってなかなかに読むのが大変だったのだけど、頑張ったのだよ!!読み終わった頃には望くんがどんな風にオスカー(原作本ではオスカル)を演じてくれるんだろうか、というワクワク感しかなかったから頑張った甲斐はあった気がする。
本と今回の舞台での違いなんかは後で述べられたらいいなって思ってるから先に進むね。
 
 
 
着席してからはドキドキが止まらなかった。多分開演まで10分もなかったのに、「早く始まれ…!」と「待ってまだ始まらないで…!」が延々と葛藤してた。
私みたいなクソ新規でさえ「望くんの初主演舞台を目にすること」に緊張を覚えたのだから、小瀧担の皆様の心中はお察しします…どうか頑張って生きてください。
 
 
 
肝心の感想だけど、要約するならもうこの一言に尽きるなって思ってる。
 
 
 
 
 
 
とにかくのぞむがかわいい。
 
 
 
 
 
 
あの180cm越えの老けてる望くんが12歳の少年の役!?しかも北欧の色白の子!?無理じゃね!?という思いは見事に裏切られるのである。
最初こそその先入観に囚われてしまうものの、だんだん目の前にいるのは望くんではなく12歳のオスカーでしかないという気持ちになる。エリや母親と話すオスカーからは幼さが滲み出てくる。かわいいが止まらなくなる。
 
それでもオスカーが発する言葉と彼の本当の思いは常には一致しない。彼を取り巻く環境は決して恵まれてはいないから。お酒に溺れる母親、同性愛者の父親、学校には自分をいじめてくる同級生と元親友、、彼は孤独だった。
 
 
開演早々アクリルケースに入ったパンイチの望くんが登場し、観客に向かって「何見てんだよ!豚!豚!」と叫ぶという衝撃の幕開けであったが、それは本にはなかったシーンである。
その時は目の前の状況を理解するのに必死だったけれど(だってパンイチ!のぞむのパンイチ!)、後になってあれはエリに出会う前の、味方がいないと感じていたオスカーの心情だったんだなと思った。
 
 
エリも孤独だったから、2人が惹かれ合うのは必然だったのだと思う。そしてエリが素性を明かすまで、その様子は一つの恋物語でしかなかったし、微笑ましかった。
 
でもエリが持つ宿命、ホーカンの存在、加速するオスカーへのいじめ、、、それらが絡み合うことで展開は複雑になる。
 
エリはオスカーには自分の苦しさを味わってほしくない、光の中で生きて欲しいと願い、一度は別れを告げる。一人では生きていけないのに孤独を選ぶ。
オスカーは誰かの助けが欲しい。けれど両親は手を差し伸べてはくれないし、エリはもういないんだ…。そしてかつての親友に一縷の望みを託す。
 
 
その望みが裏切られたとき、オスカーに絶体絶命の危機が訪れる。正直このとき私は「のぞむがんばれ…!」と思ってしまっていた。だって普通に考えて苦しい。いくら練習してても苦しいと思う。
その時ばかりはオスカーの中に望くんが垣間見えて…もう止めてあげて…そんな思いに気を取られてたらいつのまにか3人がバラバラになってたよね〜(笑)(軽い)
 
エリは助けてくれた。約束は嫌いと何度も言っていた(言い聞かせていた?)のに約束を守った。そして2人は改めて共に生きることを選んだ。
このとき2人の間には言葉では言い表せない感情があったのだろうなと思っている。愛情とか友情とか依存とかそういうのが混ざり合ったもの、的な。
 
って思うと「ぼくのともだちになってくれない?」という一文が重みを増してくる、、、
 
 
 
 
 
 
終演後はだいぶ疲れてました(笑)
単純に公演時間が長かったし、公演中は
「オスカーかわいい!ママ呼びかわいい!」
「体操服キタ!跳び箱跳んだ!」
「ナイトかわいい!手作りの王冠かわいすぎ!ヤー!」
という興奮から突如訪れるシリアスなシーンへの気持ちの切り替えばかりやってたから、その忙しさにヘトヘトになった。
 
でも!間違いなく!観てよかった!って思いました!
非ヲタにもオススメできますこれは。
 
 
それでも私はジャニヲタだから、この舞台が望くんにすごく刺激を与えているんだろうなと感じられることが何よりもよかった( ;  ; )
途中でああこれは台本にはないハプニングだなと分かる出来事が2回あったのだけれど、どちらも望くんはアドリブで乗り切っていて、それがオスカーとして自然に思えて、堪らなかったのです。
 
MORSEはまだまだ序盤だし、これから望くんがもっともっと刺激を受けて、それを今後に活かしていくのかなと思うとさらに堪らないです…期待しかない…
 
 
 
最後に本と比較して話をすると、やはり本よりギュッと詰まった展開になってたよ。本はもっと登場人物が多いし、ホーカンはオスカーを殺そうとはしてなかったし。
でもいい具合にカットされてたり融合されてたりしていたと思うので、より理解を深めるために共に楽しむのはアリだなと感じてます。映画も2種類あるから観れたらいいな!
 
 
 
 
と、ここまでがMORSE初見の感想です。
実はまだ観に行く予定があるんだな〜。次はぼっちじゃないから語りたい。語り尽くしたい。
 
さらに当日券も狙おうかと思ってるだなんて言え…る。